誰かに贈りたくなる白い器の専門店「Haku-bi」ができるまで

「贈りものに、ちょうどいい。」Haku-biの白い器

「贈り物といえば、Haku-biの白い器」

いつか、そんなふうに思い出していただける存在になりたい。

1周年を迎えた今、
そんな願いを込めて、このお店ができるまでの物語をお届けします。

目次

50代、堅実な日常の裏で芽生えた問い

「このままの人生で、本当にいいんだろうか」

50代になってから、そんなことを考える時間が増えました。

私は長年、会社経営者として印刷に関わる仕事をしてきました。

伝票、封筒、会社案内など、企業活動の裏側で毎日当たり前のように使われ、社会を支えているものたち。

地道で、堅実で、誰かの仕事を支える大切な役割であり、今でも誇りに思っています。

けれど、50代という節目に立ったとき、ふと胸の奥で小さな声がしました。

「人生の後半、
会社の新しい挑戦として、自分の心が本当に動くものを人に届けることはできないだろうか」

今さら新しい世界へ飛び出すリスク、社員や取引先への責任。

夜、誰もいなくなったリビングで何度も自問自答しました。

好きだからできるほど、ビジネスは甘くない。

けれど、「自分が本当に良いと思えるものを届けてみたい」という気持ちだけは、どうしても消えませんでした。

きっかけは、ひとつの茶碗が割れたこと

そんなある日、家で愛用していた作家ものの茶碗が割れてしまいました。

買い直したのは、どこにでもある普通の既製品。

清潔で使いやすく、ご飯をよそうには何の問題もないはずでした。

しかし、ある朝。

いつものように炊きたてのご飯をよそい、食卓についたとき、なぜか食卓が少し寂しく感じたのです。

一口食べて、思わず手が止まりました。

「……なんだか、ご飯が美味しく感じないな」

お米も炊き方も変わっていない。

変わったのは、茶碗だけ。

その瞬間、胸の中で何かが静かに動きました。

器は、ただ料理を入れる道具ではない。

暮らしの気分を変え、人の心を静かに整えてくれるものなんだ。

この体感から、私の器探しの旅が始まりました。

「たくさんある」からこそ、人は選べなくなる

器のクラフト市を巡る中で、作家さんの器の奥深さに魅了される一方、あることに気づきました。

”たくさんありすぎて選べない”

世の中には素敵な器があふれすぎていて、いざ自分が一つ買うのが本当に難しかったのです。

これはきっと「大切な人への贈り物」として選ぼうとするなら、もっと難しくなる。

「相手の好みに合うだろうか」

「自分のセンスで大丈夫か」

贈り物は、自分の買い物よりも慎重になります。

失敗したくないと思うほど、人は選べなくなってしまう。

それなら、
「最初から選択肢を絞ることは、贈る人への優しさになるのではないか」。

何でもある店ではなく、ひとつの洗練された世界観に絞った店。

そこから選べば、絶対に外さない。

相手に「センスがいいね」と喜んでもらえる。

そんな、贈り物に迷う人の味方になるお店を作ろうと決めました。

たどり着いたのは、引き算の「白い器」

世界観を絞り込む中で、私がいつも最後に引き寄せられていたのが「白い器」でした。

白といっても、ただの白ではありません。

あたたかみのある白、静けさのある白、土の表情や光の陰影が残る白。

白い器には「余白」があります。

だからこそ、どんな料理も邪魔せず、どんな相手の暮らしにも自然になじむ。

そして何より、贈る人の「おめでとう」や「ありがとう」という気持ちを、そっと受け止めてくれる強さがあります。

派手ではないけれど、品がある。

特別だけれど、日常で使える。

この「贈りものに、ちょうどいい」バランスこそが、Haku-biの原点になりました。

Haku-biが届けたい、逆転ホームランの時間

私たちが届けたいのは、器というモノだけではありません。

「あの人に何を贈ろう」と相手を思い浮かべる時間、
「ありがとう。大切にするよ」

そんな気持ちの通う時間、体験そのものをお届けしたいのです。

たとえば、いつも贈り物選びに自信がない人が、Haku-biの白い器を選んだとき。

受け取った相手から
「これ、すごくセンスいいね!」
「こういうの欲しかった」
と言ってもらえる。

贈り物選びが苦手だった人にとって、それは小さな自信に変わるはずです。

私たちは、そんな「逆転ホームラン」のような存在になりたいと思っています。

大量生産・効率重視の印刷の世界にいた私だからこそ、
ひとつの器を前に立ち止まり、誰かのために言葉を添えて贈る、という人の心に丁寧に触れる仕事の美しさが、今、新鮮でたまらないのです。

1周年を迎えて。今、いちばん伝えたいこと

Haku-biは、無事に1周年を迎えることができました。

この1年、私たちの白い器を、ご自身のため、そして、大切な方への贈り物に選んでくださった皆さまに、心から感謝申し上げます。

まだまだ小さなお店ですが、これから先、皆さんの人生の中で訪れるさまざまな節目の景色に、Haku-biが寄り添えたらこれ以上の喜びはありません。

誕生日、結婚祝い、引っ越し祝い、母の日や父の日、退職のお礼。

あるいは、なんでもないけれど感謝を伝えたい日。

贈り物に迷ったとき、ふとHaku-biを思い出してもらえたら嬉しい。

「贈り物といえば、Haku-biの白い器」

いつか、あなたにとってそんな特別な存在になれるよう、これからも作家さんの手仕事と、皆さまの想いをつないでまいります。

誰かに何かを贈りたくなったとき。

どうか、そっとHaku-biの扉を叩いてみてください。

1周年記念キャンペーンのお知らせ

現在、Haku-biでは1周年を記念したキャンペーンを開催しています。

これまでHaku-biを見守ってくださった皆さまへ、感謝の気持ちを込めた特別な企画です。

大切な方への贈りものを探している方も。

いつか使ってみたいと思っていた白い器を、自分の暮らしに迎えたい方も。

この機会に、ぜひHaku-biの白い器を手に取っていただけたら嬉しいです。



\1周年記念キャンペーンの詳細は、以下よりご覧いただけます。/

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